子ども買春・子どもポルノ・性目的の人身売買反対！

米軍基地のあったスービック湾は、天然の良港

スービック湾を見下ろす高台にある本館

カウンセリングルーム。マットレスのカバーと防音、モニターで、安全を確保しながら、性被害を受けた子どもたちが思い切り感情を表現できる

PREDA（プレダ）

　プレダも長年に渡る活動で、国際的にも有名なＮＧＯです。日本にもプレダに資金提供という形で支援している団体があります。マニラから車で４時間弱、スービックという米軍基地のあったオロンガポという町で、女性や子どもの性的搾取、ストリートチルドレン、米軍兵士とフィリピン人女性の間にできた子どもたちの問題、先住民の人たちの生活支援など、実に多様なテーマに取り組んでいます。多様な活動がプレダという場所を中心につながっていて、いつ行っても大勢の人がいて活気のある場所です。多くのＮＧＯがあるマニラでは、それぞれが専門分野を持ち、特徴のある活動をしていますが、プレダは地方であることを生かし、地域に根ざして、幅の広い活動を展開しています。

プレダのサイト

パウチパックでつくったかばん。これもプレダのＩＧＰ。

本館２階は、宿泊施設になっていて、ボランティアやスタディツアーのグループが宿泊できます。ベッドは柔らかく、食事もおいしい。宿泊施設の経営もプレダのＩＧＰ（Income Generating Project、収入獲得活動）。

子どもの回復力を支えるために

−フィリピンの子ども虐待・搾取に取り組むNGOから学んだこと−